就労支援・特定相談支援とは?
「社会福祉法人 径 福祉会」は、『街の中で「働き」普通に「暮らす」ことができる』をテーマに、働くことを生活の柱とし、利用者の障害特性や行動、利用者を取り巻く生活環境に応じた支援を行っています。就労移行支援の利用者さんには一般企業就労への道しるべを、そして就労継続支援B型の利用者さんには、働きがいのある、誇りの持てる仕事を提供していくことを目指しています。一般企業へ就労した利用者さんには、継続的に就労できるよう就労定着支援事業所の指定も受けています。
径福祉会の支援について
就労移行支援
当事業所内や企業において、作業や実習を実施することで一般就労に必要な知識・能力を養い、適性に合った職場に就労・定着を図ることを目的とした訓練・支援等を行います。
就労継続支援B型
当事業所内において、雇用契約を締結しない就労や生産活動の機会を提供するとともに、就労への移行に向けた支援を行います。
就労定着支援
就労定着支援事業所の指定を受け、一般企業で継続的に就労できるよう、就労定着支援を実施しています。
具体的には、ジョブコーチを置き、定期的に職場を訪問し、月1度、就労者の会「さくら会」を開いて職場状況の把握と交流を図っています。
もし万が一、離職した場合においても、再チャレンジできるように事業所として支援対応をしております。
日々のサービスを通じての支援
具体的な技術習得のためではなく就労準備訓練の素材として日々の作業を活用しています。作業4部門共に、技術習得が目的ではなく、「作業能力態度の向上」など就労に向け必要なスキルの習得に重点をおいています。
一般就労に向けた必要なスキルとして重視することは、就職する上で欠かせない基本的要件をクリアすることです。
下記基本的要件等の就労態度の育成を日々の作業を通じて支援しています。
- 遅刻・欠勤をしない 職場ではあいさつをしっかりし丁寧な言葉遣いをする 質問・報告をする
特定相談支援
当事業所を利用している各利用者に対して、当事業所の就労支援の計画(個別支援計画)だけではなく、本人の生活の質をさらに向上させるために他の障害福祉サービスの組み合わせなどについて相談・検討し、「サービス等利用計画」を作成する特定相談支援を行っています。
また、一定期間ごとに計画したサービスが、適切であったかどうかの把握や検証を行う「モニタリング」を行い、その結果を踏まえ必要に応じてサービスの見直しを行っています。
- 利用者の生活状況の把握(家庭訪問の実施) 福祉サービスの利用状況の把握 関係機関との調整・連携 「サービス等利用計画」の作成 モニタリングの実施
事業作業グループと作業内容紹介
- Doppo
- スパイスカレーの製造、喫茶・ランチの店舗業務
- 下請け
- 一般業者からの下請け作業(お菓子の二次加工)
- マルシェ
- 天然酵母等のパン製造、販売、喫茶の店舗業務
- リネンサプライ
- リネン作業(タオル、ピロケースの洗濯、たたみ作業)
- リネンサプライ
- リネン作業(タオル、たたみ作業)